BEANS CLUB

しめ縄づくりWS【開催レポート】

先月開催した、しめ縄づくりワークショップの様子です。

まずは講師の竹内さまによる、「天岩戸(あまのいわと)伝説」の紙芝居からスタート。しめ縄のルーツを学びました。

天の岩戸にこもっていた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を連れだした後、再び戻ってしまわぬように他の神さまたちが岩戸にしめ縄を張ったとされています。

今回は藁(わら)を綯う(なう)、本格的なしめ縄づくりに挑戦しました。基本のかたち、ごぼうじめです。

まずは藁を束ねる下の紐づくりから。コツを掴むまでが大変。
何度やってもなかなか縄になっていかない… 「なんで~!」「できない~!」と言いながらも集中してやること15分ほど。 だんだんと手が慣れてきました。

時折、水をつけならがら、手と足を使いながら集中して作っていきます。

紙垂の作り方も教えていただき、時間の許す限り、次々とオリジナルのしめ縄を作りました。自分が作ったものはどんな形でも愛着がわきます。

今回のこのワークショップで参加された方はみんな、しめ縄づくりの魅力にすっかり取り付かれたようです。藁の感触、におい、藁を綯う音、五感が刺激され、一種の瞑想状態で作ったあとは何だかスッキリとした気持ちになりました。

また今年も開催したいと思いますので、今回ご参加できなかった小山木材のオーナーさま、ぜひご参加ください。楽しみにしていてくださいね!

今回、小山木材スタッフのご実家から藁をいただき、その後に穂を整理する、選る(すぐる)という作業を事前に行いました。藁を準備してくれた小山木材スタッフ、選る作業を手伝ってくれたみなさま、ありがとうございます。