新しい住宅を計画する際、その「省エネ性能」を重視することは当然のこととなりつつあります。光燃費の高騰や環境問題への関心が高まる中、新たに「一次エネルギー消費量等級」に「等級7」と「等級8」が追加されることが発表されました。これにより、新築住宅に定められるエネルギー消費の基準が再設定され、住宅の省エネ化が更に推進されることが期待されます。この新基準は住まいの選択に大きな影響を与えます。
5月は気候が穏やかになる一方で、日中の気温差や移動性高気圧による気圧の変化など、体調を崩しやすい時期でもあります。質の高い睡眠は、日中の活動のエネルギー源であり、心身の健康維持に不可欠です。今回は、春の睡眠の特徴と、快適な睡眠を得るための住環境の整え方についてご紹介します。
近年、住宅の進化によって私たちの暮らしはより快適になりました。その中でも、高気密・高断熱住宅の登場は、居心地の良さを格段に引き上げています。一方で、こうした技術の進歩は新たな課題も生み出しました。湿気や化学物質の滞留、結露、カビといった問題です。
2025年4月より建築物省エネ法が施行されます。4月1日以降に着手する住宅は、原則省エネルギー基準適合が義務化されます。
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼす事です。しかし、生活環境(住まい)を改善する事により防げる現象でもあります。
話題の「全館空調」。どんなものかはなんとなく知っていても、その性能を発揮・持続させられるシステムを知る人はまだ少ないのが現状です。
吹付型断熱材は、継目のない断熱層が得られるなどのメリットから多く使用されていますが性能には大きな差があります。一般に高気密・高断熱住宅と言われても、断熱材の経年劣化や外壁と接する柱から熱が逃げるなど、完全な断熱とは言えません。そして施工するのは人の手。吹付型の断熱は施工業者の良否に大きく影響される施工方法です。
ファース工法を用いて施工する「ファースの家」についてご紹介します。「性能?ZEH?難しそうなことは置いといて」と切り捨てず、「こういう仕組みで快適なんだ、ここには注意していこう」と、暮らしていく住まいの性能基準を知っていくことは大切です。